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DAFA受験

エコールは生徒さんのDAFA受験をご支援します。

DAFAについて

Le Diplôme d'Animation Floral Artistique

DAFA(ダファ)は、フランス国立園芸協会(SNHF)が主催し1976年より行われているフラワーアレンジメントの技能試験で、フラワーアレンジメントを教え指導する実力を認定することを目的としています。試験は、農水省*の後援の元にパリで実施されます。後援とは言え、認定証には、園芸協会の会長ととともに農水大臣も署名しますので、公認の意味合いが強いと思います。

*Ministère de l'Agriculture, de l'alimentation, de la pêche et des affaires rurales

DAFA受験レッスンでの課題(もダンスタイル作品例)|エコールドブッケフランセ

DAFA1(プルミエ / 1er degré

DAFAには、1(プルミエ)から3(トワジエム)まで3レベルあり、先ずはDAFA1に挑戦。合格すれば、フラワーアレンジメントの基本的な技術を一通り備えていると認証されます。DAFA2,DAFA3の受験にはそれぞれDAFA1、DAFA2の実技と植物学に合格する必要があります。

フランス国立園芸協会のエントランス(DAFAの試験会場に向かいます)

主宰者はフランス国立園芸協会

フランス国立園芸協会は、1827年の創立以来、200年近くにわたって園芸や花卉に携わる人々に広く開かれてきた協会です。フランス国内だけでなく、日本人を始め外国人にも開かれており、私たちが大変お世話になっている協会です。DAFAは、そのフラワーアレンジメント部会の主宰です。

DAFA受験レッスン

PRÉPARATION AUX DAFA 

エコールは、2001年より生徒さんのDAFA受験をご支援しています。新型コロナ情勢で中断しましたが、この時期を除けば生徒さんが毎年に挑戦しています。

DAFA受験(トライアンギュラの課題作品例)

基本をしっかり学ぶ

200点満点のうち100点取れば合格なのですが、採点ポイントはいくつもあります。各課題の基本をしっかりと身につけて、点を取りこぼさないことが重要です。100点の壁は高いです。また技術課題に足切りがありますので、苦手な課題は要注意です。

DAFA受験(モダンスタイルの課題作品例)

審査ポイントを心得ています。

エコールの講師は、フランス国内審査員です。パリで何度かフランス人受験者の審査をしております。クラシックスタイルやモダンスタイルの重要な要素に重点的に取り組み、取りこぼしがないようにご指導します。

DAFA受験(L字形の課題作品例)

過去の知識が役立たないことも

フランス国立園芸協会は、DAFA1や2の技術課題となるクラシックスタイルの構成要素を見直すことがあります(revision)。試験審査は、このrevisionに基づきますので、講師もパリに行き講習会を受講します。こうした情報もエコールは取り入れています。

パリの街角に立つ広告塔

模擬試験やパリ研修旅行

試験直前に本番さながらの模擬試験を行い、達成レベルをチェックします。

またコロナ情勢が落ち着きましたら受験日程に合わせてパリ研修旅行を再開する予定です。

​渡航準備を気にすることなく試験に没頭できます。

レッスンのカリキュラム(例)

DAFA1(プルミエ)

  1. ラウンド形 Centre de table classique rond

  2. 長方形 Centre de table classique allongé

  3. L字形 Bouquet en L

  4. クリエイティブバスケット Bouquet libre dans une vannerie ou dans un contenant métallique

  5. 三角形(花と葉) Bouquet triangulaire symétrique, fleurs et feuillages

  6. 三角形(葉のみ) Bouquet triangulaire symétrique, feuillages divers seuls

※このほか、花材の筆記試験準備を行います。

DAFA1受験レッスンの受講資格

特に受講資格を設けていませんが、試験は制限時間の中でしっかり生ける必要があるので、フラワーアレンジメント歴2年以上が目安と考えています。

レッスン日程や受験料は決まりましたらご案内します。

アンカー 1

ご説明 DAFA1試験について

ご参考までにDAFA1試験の試験科目や採点についてご説明します。

DAFA1

ダファ1/ダファ プルミエ ドゥグレ

​位置づけ

フラワーアレンジメントの基本技術に関する技術試験です。

試験科目

クラシックスタイル 3科目、筆記試験 1科目

フラワーアレンジメントの基本形(クラシックスタイル)が課題です。 但し、基本形ができればOKではなく、実技3課題のうち1作品が自由課題ですので、デザイン力も試されます。 また花材についての筆記問題が10問あり、採点の対象となります。DAFA1の試験はコロナ情勢以降は10月に実施されています。

​なお、試験当日は主宰者より日本語への通訳があります。

採点

フランス国立園芸協会の審査員が採点します。

実技3科目で190点、筆記10点の合計200点満点。100点以上で合格です。ただ、実技のうち、クラシック2科目(配点は、2科目が各60点と1科目70点)には足切りがあり、いずれも4割以上の得点が必要です。

主宰者

フランス国立園芸協会

Société Nationale d'Horticulture de France​(S.N.H.F.)

SNHFのホームページ(外部サイト) https://www.snhf.org/

​共催

農業・食糧・水産・農村問題省*

Ministère de l'Agriculture, de l'alimentation, de la pêche et des affaires rurales

​注:エコールのHPでは、農水省と略して記載していることがあります。

基本形や花材により得手不得手があると、当日に苦手なデザインが出題されたり、扱いにくい花材にとまどったりして悔しい思いをしかねません。どの課題に対しても平均以上の点数が採れるように訓練しましょう。

試験日程

ご参考までに2023年での日程です。​
受験申込  2023年9月10日

受験票   2023年10月初旬までに郵送されます

試験日   2023年10月12日(木)

​試験場所

フランス国立園芸協会 本部(パリ7区)

Société Nationale d'Horticulture de France

84 rue de Grenelle 75007 Paris.

受験料

EUR180

申込方法

フランス国立園芸協会のサイトから、または郵送で行います。

​郵送の場合は、サイトより受験申込用紙をダウンロードして記入します。

DAFA2とDAFA3について

DAFA2

Le 2e degré ドゥージエム ドゥグレ)

 

DAFA1に合格した方が受験できます。

しっかりしたフラワーアレンジメントの技術とモダンスタイルや造形に関する知識に関する試験です。技術試験と植物学の試験(口頭試問)があり、両方に合格するとDAFA2合格認定となります。

実技に合格しても植物学で不合格の場合は、植物学のみ翌年以降に再試験となります。DAFA2合格あるいはDAFA3受験をお考えの方はご留意ください。

*エコールドブッケフランセのDAFA2レッスンは、実技レッスンだけでなくSNHFのテキストを使って植物学(植物のラテン語名)の講義もおこないます。

DAFA3

Le 3e degré トワジエム ドゥグレ)


フラワーアレンジメントの芸術性と講師としての実力を試す試験です。DAFA2合格(実技と植物学)の方が受験できます。隔年の6月に実施されていましたが、コロナ期よりは10月に変更されています。

合格者は翌年1月にS.H.N.F.内の大ホールで、多くの聴衆の前でデモンストレーションを行います。その後、協会会長よりDADA3の合格証を受け取り、公認講師(Professeur)資格とデモンストレーター(démonstrateur )資格を得ます。

合格者は、試験翌年のこのデモンストレーション出場が必須ですのでご留意ください。

なお、DAFA受験の申込時期や試験科目、日程などDAFAについては主宰者にご確認ください。

お読みください

上記は、あくまでもご参考までに記載しています。

試験科目、採点や日程など試験要領が変更となる可能性もありますので、受験に当たっては主宰者にご確認ください。なお、エコールではDAFAについて生徒さん以外からのお問合せにはお答えしかねますので、あしからずご了承ください。

エコールのレッスン

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